9月30日エコカー補助金の申請受付が終了しました。ただし、終了間際になって駆け込み申請が相次ぎ、9月7日に受理された申請をもって3週間以上前倒しで打ち切られています。
エコカー補助金、正式には「環境対応車普及促進事業補助金」といいます。でもこの補助制度、本当にエコですか。環境対応に配慮していますか。
新車(エコカー)を新たに購入した場合、登録車10万円(軽自動車5万円)、最初の登録等から13年以上経過した車からエコカーに買い替える場合、登録車25万円(軽自動車12万5千円)が補助されます。
この補助金をもらうために、新車を買う、いま乗っている車を廃車にして買い替える、そして13年超乗ってきた車を廃車にして買い替える。これらの行為がエコとは決して思えません。
新車で購入して、ワンオーナーで大事に13年以上乗ってきた車には愛着もあり、思い出もいっぱいあるはずです。その車を25万円のために廃車にすることなど、私には考えられません。
私は、いま三菱ギャランシグマ、三菱ジープの2台を所有していますが、2台とも初年度登録は昭和です。
2台とも不具合はまったくなく、あえて買い替える必要性はありませんし、買い替える気もありませんでした。当然、2台とも補助金25万円の対象にはなっていました。
でも、2台とも新車で購入してからずっと大事に、大切に乗り続けて、思い出もいっぱいあり、補助金をもらうためだけで廃車にすることなどできませんでした。
もちろん、最新の車に比べれば燃費は悪いし、排気ガスもクリアーではないかもしれません。でも、まだ乗れる車を廃車にする、これってエコに反しませんか。
使えるものはできるだけ長く使う、資源の節約の点からもこれがエコではないでしょうか。
8月、9月の駆け込み申請はかなりの件数になったでしょう。でも、エコとは名ばかりで、政府の経済対策に踊らされているだけではないですか。そんな気がしてなりません。
仮に、200万円の新車を購入したとして、耐用年数6年では年間33万円減価償却してしまいます。
しかし、いま乗っている車を1年長く乗ったとしたら33万円の節約になり、資源の消費も1年先延ばしできます。
このように考えるのは私だけですか。皆さんはどう考えますか。

2010年10月01日

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