【目次】
12月01日 横浜地裁で裁判員裁判で初の死刑判決。仙台地裁では少年に死刑判決が。
11月01日 日本航空が希望退職の締切日を延期。退職目標未達の場合は整理解雇か?
10月01日 エコカー補助金の申請受付が終了しました。でも、これ本当にエコですか?
09月01日 改正臓器移植法が施行されて1ヶ月半。これまでに家族の承諾のみの…
08月01日 「本人の意思が不明でも、家族の承諾があれば移植が可能」でも、これって…
07月01日 「これって報道発表する内容なの?」
06月01日 社員教育の大切さを実感
05月01日 旅と旅行 2/2ページ
04月01日 旅と旅行 1/2ページ
03月01日 「なぜ、大型第二種運転免許を」
02月01日 「どの星がウィルなの」

11月16日、横浜地裁で裁判員裁判で初めての死刑判決が出ました。また、25日には仙台地裁で少年に死刑判決が言い渡されています。
くじで偶然に選ばれて裁判員になった市民が悩み抜いて出した結論が「死刑」
昨年5月に始まった裁判員制度で、市民が入ることで死刑に傾きやすくなるという見方と、死刑をためらうのではという見解があり、この2件だけで今後の傾向は断定はできませんが、少なくとも日本に死刑がある以上、誰もが裁判員になったとしたら避けては通れない道であることは確かです。
この2件とも判決で「犯行の残虐さや被害の結果からすれば責任は重大。被告の反省や、更生の余地などを考慮しても極刑を回避すべきでない」と結論づけています。
今回は2被告とも起訴事実を認めていて、死刑か無期懲役かの量刑だけが争点になっていますが、今後は被告が無罪を主張する裁判員裁判も行われます。
起訴事実を否認しているが、証拠物件等からはどうみても犯人に相違ない。
このときの検察の死刑の求刑にどう判断したらいいのか、裁判員になっていなくても悩まずにはいられません。
土井真一・京都大教授は「これまでは『自分は嫌だが、誰かが判断するならいい』という議論が多かった。裁判員が実際に判断することで、死刑が刑罰として適切なのか、今でも日本に必要なのかを社会全体で考えることにもつながる。制度を維持するなら、私たち一人ひとりが責任を持って向き合う必要がある」と指摘しています。
横浜地裁では裁判長が「重大な結論となった。裁判所としては控訴を勧めたい」と異例の説論で締めくくっています。
いろいろ波紋を呼んでいますが、「被告が控訴せず死刑が執行されたとしたら、裁判員は一生悩み抜く」そのことも考慮されたと思います。(11月30日控訴したとの報道がありました)
以前、長男と「裁判員に選ばれたら絶対に辞退はしない。できるなら希望してでも裁判員になりたい」と話したことがあります。
いまもその気持ちに変わりはありませんが、その場に立ったとき冷静な判断がくだせるのか不安がないといえば嘘になります。

2010年12月01日

会社更生手続き中の日本航空(以下、JAL)が、希望退職の応募者数が目標に届かなかったパイロットと客室乗務員について応募締切日を11月9日に延期して最終募集を行うと発表しました。
目標に届かなかった人数はパイロットが130人、客室乗務員が140人の計270人。
この人数になるまでに、パイロット部門の削減目標750人程度から自主的に退職に応じたのが約380人。
残る約370人を名指しして退職を迫り、白紙の乗務スケジュール表を突きつけ、「あなたが乗務する便はありません」と退職の強要に準じることまでして応募を促してきました。
客室乗務員も目標の約660人に対してもまだ140人が未達で、当初の対象年齢45歳を42歳まで引き下げています。
JALのこのなりふり構わぬやりかたどう思います。
希望退職者を募集して応募者が目標に届かなかった場合、対象者に退職を促す必要があることはわかります。
でも、「この希望退職に応じなければ、いずれ整理解雇の対象になります。それより、退職金が上積みされる希望退職をされた方がいいのでは」
「このまま残ってもあなたの仕事はありません。給与も下がり、ローンの返済が滞れば、持ち家を手放さなければならないこともありえます」
このように言われたら、これって脅迫ですよね。
白紙の乗務スケジュール表を渡され、「後日、面談の連絡をしますので自宅で待機していてください」これだって精神的苦痛を強いられます。
JALの希望退職の退職金がどの程度優遇されるのか定かではありませんが、退職後の再就職が厳しいことは明白ですし、辞めても、残っても給与の減収は避けられないでしょう。
仮に残ったとして、パイロットと客室乗務員にどのような業務をさせるのか、処遇はどうなるのか、そしてもし整理解雇が行われた場合、真っ先に自分が対象者にされてしまうのではないか。
その他いろいろ考えれば考える程、結論はでにくくなるでしょう。
私が思うに「辞める、残る」と決めたらその後自分は何をするのかをまず決めて、あとはそれに向かって突き進むだけ。それしかないと思います。
かって私も希望退職の対象にされました。そして悩んで悩んで決めた答えが「いまの自分」です。

2010年11月01日

9月30日エコカー補助金の申請受付が終了しました。ただし、終了間際になって駆け込み申請が相次ぎ、9月7日に受理された申請をもって3週間以上前倒しで打ち切られています。
エコカー補助金、正式には「環境対応車普及促進事業補助金」といいます。でもこの補助制度、本当にエコですか。環境対応に配慮していますか。
新車(エコカー)を新たに購入した場合、登録車10万円(軽自動車5万円)、最初の登録等から13年以上経過した車からエコカーに買い替える場合、登録車25万円(軽自動車12万5千円)が補助されます。
この補助金をもらうために、新車を買う、いま乗っている車を廃車にして買い替える、そして13年超乗ってきた車を廃車にして買い替える。これらの行為がエコとは決して思えません。
新車で購入して、ワンオーナーで大事に13年以上乗ってきた車には愛着もあり、思い出もいっぱいあるはずです。その車を25万円のために廃車にすることなど、私には考えられません。
私は、いま三菱ギャランシグマ、三菱ジープの2台を所有していますが、2台とも初年度登録は昭和です。
2台とも不具合はまったくなく、あえて買い替える必要性はありませんし、買い替える気もありませんでした。当然、2台とも補助金25万円の対象にはなっていました。
でも、2台とも新車で購入してからずっと大事に、大切に乗り続けて、思い出もいっぱいあり、補助金をもらうためだけで廃車にすることなどできませんでした。
もちろん、最新の車に比べれば燃費は悪いし、排気ガスもクリアーではないかもしれません。でも、まだ乗れる車を廃車にする、これってエコに反しませんか。
使えるものはできるだけ長く使う、資源の節約の点からもこれがエコではないでしょうか。
8月、9月の駆け込み申請はかなりの件数になったでしょう。でも、エコとは名ばかりで、政府の経済対策に踊らされているだけではないですか。そんな気がしてなりません。
仮に、200万円の新車を購入したとして、耐用年数6年では年間33万円減価償却してしまいます。
しかし、いま乗っている車を1年長く乗ったとしたら33万円の節約になり、資源の消費も1年先延ばしできます。
このように考えるのは私だけですか。皆さんはどう考えますか。

2010年10月01日

前月に引き続き、改正臓器移植法について。
7月17日に改正臓器移植法が施行されて1ヶ月半。これまでに(8月31日現在)家族の承諾のみの脳死移植が4例行われました。
1例目の臓器提供候補者(ドナー)は、20歳台の男性で、「臓器提供意思表示カード」は持ってなく、「臓器提供の意思登録」も行っていませんでした。
ただ生前、「自分が脳死になった場合には臓器提供をしてもいい」と家族には言っていました。
一方、他の3人のドナーは「臓器提供意思表示カード」、「臓器提供の意思登録」、「家族へ、口頭での臓器提供の意思」、これらに自分の「臓器提供をする、しない」の意思は明示していませんでした。
そして、今回の改正の目的である家族の承諾があれば、本人の意思が不明でも臓器提供ができるにより、移植が行われたわけです。
移植候補者(レシピエント)にとって、今回の改正がどれほど待ち望んでいたことであるかはわかります。
でも、なにか納得できないんです。
本人の「臓器を提供する」「臓器を提供しない」の意思が不明の場合、家族の承諾によって、「臓器を提供する」と同等に扱っていいものでしょうか。
やはり、本人の意思が不明である以上「臓器を提供しない」として扱うのが本人の意思を尊重する趣旨からしても当然のように思います。
医師から脳死を告げられ、肉親の突然の死を迎えた状態で、家族が冷静でいられるはずはなく、医師から臓器移植の話をされたら、とても正常な精神状態で話を聴けるとは思えません。
もし、医師が「〇〇さんの体の一部が、他の人の体の中で生き続けられますよ」とでも言われたら、家族の動揺は計り知れないものでしょう。
((社)日本臓器移植ネットワークに確認しましたが、医師がこのようなことを言ってしまう可能性は否定できないそうです)
この一言で、家族の思いとはまったく違う方向にことが運ばれてしまうことだってありえます。
臓器移植におけるドナーとレシピエントは、まったく逆な立場におかれています。懸命な存命医療が行われている反面で、レシピエントはドナーの死を待っている。
今回の改正で、脳死が人の死であることの一応の答えは出ました。
ただ「臓器を提供する」「臓器を提供しない」は別の話です。「臓器提供意思表示カード」「臓器提供の意思登録」には提供するの他にも、提供しないの意思を登録することも出来ます。
この際、ご自分の考えをまとめてみるのも必要ではないでしょうか。

2010年09月01日

いま、朝日新聞の朝刊に「患者を生きる 臓器移植」が連載されています。そして、7月17日には改正臓器移植法が施行されました。
今回の改正で、本人の臓器提供の意思が不明な場合も、家族の承諾があれば臓器提供できるようになり、これにより15歳未満の方からの脳死下での臓器提供が可能になりました。
でも、ここで云う「家族の承諾」ってなんですか。例えば、私が亡くなり、臓器提供の意思が不明の場合、妻と子供は臓器の提供を承諾したが、私の両親が拒んだ場合はどうなるのでしょうか。
私の意思がハッキリと明示されていれば、本人の意思が最優先されるのは当然ですが、本人の臓器を提供する、提供しないが不明の場合、家族の意見がわかれるケースはありうるはずです。
そこで(社)日本臓器移植ネットワークに確認しました。
結論(?)は「家族の承諾があれば」とは、配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹、すべてが家族であり、優先順位などありません。
家族で十分話し合って、臓器提供をするのか、しないのかを決める。そこで決まったことが家族の承諾、または不承諾のいずれかです。
もうひとつ(社)日本臓器移植ネットワークに確認したことがあります。
本人の、臓器を提供する、提供しないの意思が不明で、家族で話し合い、提供を承諾して臓器移植が行われたあとで、本人の臓器提供意思登録カードが見つかった場合はどうなるのか。
しかも、「臓器を提供しません」の欄に署名がなされていたら。取り返しがつきませんよね。
結論(?)は常日頃から臓器移植、臓器提供について家族の間で話し合いをしておく。そして、「自分の意思を家族に伝えておく」また、「家族ひとりひとりの意思を把握しておく」
本人の意思を尊重するにはこれしかありえません。
臓器を提供する、提供しない。そして、臓器の提供を受け入れる、受け入れない。どちらが正しいのか、人の死に関して答えはありません。個々人の考えがすべてです。
今後は、臓器提供意思登録カード以外に、運転免許証、健康保険の被保険者証等の裏面にも意思を表示する欄が設けられるようになります。
ぜひご自分の考えを明示されておかれることをお薦めします。

2010年08月01日

平成22年6月25日の厚生労働省ホームページにアップされた、報道関係者への報道発表を見て、「これって報道発表する内容なの?」と思いました。
発表されたのは、「職業相談等の際に名刺をお渡しすることについて」
6月26日の朝日新聞朝刊にも載っていましたのでご覧になった方もいられると思います。
公共職業安定所(ハローワーク)へ職業相談に来た人へ、その後の相談等を円滑に行うため、利用年月日を書いた名刺を渡すという内容です。(相談者全員に渡す必要があるのかは、疑問が残るところではありますが)
報道発表するということは、いままでは名刺は渡していなかったということですよね。
後日、ハローワークへ引き続き相談に行く時、誰を訪ねていけばいいのでしょうか。
長妻厚生労働大臣も言っているように、「名刺を渡すのは、民間企業では当然」
名刺を出して、「ご不明な点がありましたら、私までご連絡ください」これってごく当たり前に行われており、別に意識して行っているわけではないですよね。
でも、国家公務員は違う。報道発表をしてからでないと名刺1枚相談者に渡すことができない、いや、渡さない。
しかも、名刺を渡すことに反対する意見があることにも驚いてしまいます。
このような考えの人達に職業相談をして、はたして親身に相談にのってもらえるのか。
規則にのっとり、ただ職務をこなすだけ。マニュアル通りな答えしか返ってこないのでは。
こう考えるのは私だけでしょうか。

2010年07月01日

過日、某会社からのクロネコメール便を受け取りましたが、その封筒の裏面があまりにも汚れていたので、配達に関する問合せ先へ電話をしました。
多分、配達するバイクの荷台についている収容箱の底が汚れており、私へのメール便が一番下で、配達中にガタガタと収容箱の中で動き、汚れてしまったのではないかと思います。
問合せ先からは、配達を担当した営業所に連絡してあらためてご連絡しますとのことでした。
ほどなく、若くてアルバイトかなと思えるような配達をしたという担当者が事務所に来ました。
そこで、「きょう届いた封筒の裏面があまりにも汚れている。中身が汚れているわけではないからいいようなものだが、差し出したときには綺麗な封筒だったはずで、私も綺麗なままの状態で受け取りたい」
「バイクの荷台についている収容箱が汚れていたためかもしれないので、掃除をするなどして、今後は気をつけてほしい」
と言ったあと、「あなただって、このような汚れた封筒を受け取ったら、気分良くないでしょう」と問いかけたところ、「私は、大雑把な性格なので、あまり気にしません」と思いもしない答えがかえってきました。
「あなたが、そういう性格ならこれ以上あなたと話をしても仕方がないので、悪いけど上司と話をさせてくれない」と携帯電話に上司にでてもらい、ことの一部始終を話しました。
翌日、上司が事務所に来て、「彼は派遣社員で、十分注意をしておきました。大変失礼いたしました」と謝罪して帰られましたが、アルバイトでも、派遣社員でもヤマト運輸株式会社の一員として仕事をしているからには、「お客様との応接話法等、最低限の社員教育はしておいて貰いたい」いや、「しておかないとお客は逃げていくな」と勉強させられる一件でした。

2010年06月01日

大学時代、長崎へ旅した時、ひとり旅でしたのでユースホステルに泊まりました。
翌朝、5時か6時だったでしょうか、どこかの教会の鐘の音が聞こえてきて、その鐘の音がとても美しく、その教会まで行かずにはいられませんでした。
東北へのひとり旅では、青森駅前で一山いくらで林檎を買いこみ、青森から秋田への車中、同じボックス席になった若い女性の二人連れに(何の下心なく)おすそわけして一緒に食べた林檎のおいしかったこと。
会津へ愛車での旅では(このときもひとりでしたが)、秋元湖近くのバス停で、朝ひとつ、夕方反対方向へひとつ時刻が記載されている時刻表を見つけました。
そう、一日に一往復しかバスが走っていないんです。
これを見つけたときは、もう大発見でもした気になって写真を何枚も撮ってきました。
「なんだそんなこと」と言う人がいるかもしれません。でも、旅行にはない旅の楽しさは、案外こんなところにあるのかもしれません。
いま、東京から九州へ行くブルートレインはすべて廃止されてしまいましたが、以前は東京から西鹿児島(鹿児島中央)まで、しかも日豊本線経由のブルートレイン「富士」が走っていました。
東京を18:00に出て、西鹿児島に着くのは翌日の18:00過ぎ、確か18:10頃だったと記憶しています。そう、24時間以上かけて走っているんです。
私の家は神奈川県の藤沢ですが、東京駅まで行き、始発駅東京から、終着駅西鹿児島まで乗りましましたが、あきることは決してなかったです。
駅弁をひろげ、窓の外を眺めながら飲む缶ビール(社内旅行のサロンバスで飲むビールも正直おいしいですが)、これに勝る至福のひとときはない気がします。
そして、西鹿児島に近づき桜島が見えてきたときの感激は、日豊本線経由で鹿児島入りした者でしかわからないと思います。
余談ですが鹿児島市内から桜島を見るのでしたら磯庭園からが一番。
観光客は城山に行きますが、磯庭園の縁側にでも腰掛けて、一刻一刻表情を変える桜島を眺めていれば一時間位すぐに経ってしまいます。
実はこの情報も地元の若い姉妹二人に教えてもらい、そのうえ案内までしてもらいました。
ある意味、旅は贅沢かもしれません。飛行機なら2〜3時間で着くのを24時間以上かけて行き、桜島を一時間も眺めているのですから。
旅と旅行、旅行を否定する気はこれっぽっちもありません。ただ、仕事を休んで、時間をとって、せっかく出掛けるのですから点から点ではなく、一本の線を引いてきませんか。
そう言えば、最近、旅に行っていないな.....

2010年05月01日

「趣味のひとつが旅です」と言うと、「旅行がお好きなのですか」「いいえ、旅行ではなく旅です」「えっ、旅行と旅、違うんですか」
よくこのようなやりとりをします。どうも人は、旅行と旅を区別しないみたいです。
「なら、旅行と旅はどう違うのですか」と多分聞かれると思うので。
その前に、旅行の付く言葉は、まず何と言っても新婚旅行、そして修学旅行、社内旅行、卒業旅行、そしてこんなのもあります。婚前旅行
一方、旅はというと、ひとり旅、あとは...恋に破れて、傷心を癒しに失恋の旅。どうも暗い気分になりそうです。
「旅行は複数で行き、旅はひとりで行く」このように言う人もいます。
でも、ひとりで行く旅行もあるでしょうし、複数で行く旅もあると思います。
「いいから、早く教えろ」と怒られそうなので。
私はいつも、「旅行は点、旅は線」だと言っています。抽象的でわかりづらいので少し補足しますと、旅行は点と点を観て回るだけ。
パンフレットに載っている名所旧跡へ行き、絵葉書と同じ写真を撮り、ガイドブックに載っているお店でその土地の名物(?)を食べてくる。自分がそこへ行ったという足跡をつけ、証拠写真をVサインで撮ってくれば満足です。
点から点を移動するだけで、その間はどうでもいい。車窓の風景を楽しむことなどほとんどありません。
では、旅はというと、自宅を一歩出てから自宅に戻るまでが一本の線で結ばれています。
名所旧跡へも行きますが、その間、車中で地元の人と話したり、道を尋ねに入ったお店で、パンフレットには載っていない名所を教えてもらったり、自分にしか出来ない旅。
旅の演出をするのも、脚本、監督、そして主役もすべて自分です。
缶ビールを飲みながら車窓を眺めていてもいいのです。
「あっ、あそこに大きな藁ぶきの家が」これだけで嬉しくなります。
あと30分待てば水平線に夕日が沈む。旅の途中でこのような場面に出会ったら30分待ちますよね。
でも、旅行では待たない。待たないというより待てないのです。
大学時代、長崎へ旅した時.....       つづく

2010年04月01日

代表者プロフィールの保有資格欄に、大型第二種運転免許と記載していますが、「なぜ大型第二種運転免許を取ったのですか」と聞かれることがあります。
「なぜ」と聞かれても困るのですが、強いて言えば「車が趣味」と言っているからには、人と同じではイヤだったから。
昔は、16歳で軽自動車運転免許、18歳で普通自動車運転免許が取れ、私も16歳、18歳になるとすぐに取りにいきましたが、友人達も同じで、皆、18になると免許を取りにいき始めました。
そこで、「車が趣味なら、人と同じではイヤだな」と思い、受験資格である運転経験3年以上を待って、最初は普通第二種運転免許を取りに試験場へ。
しかし、最初の試験は途中で中止させられてしまいました。理由は、自分ではそうは思わないのですが、試験官曰く「右進行方向からの車両に対する注意不足」
ここで負けず嫌いの性格がでて、「それなら普通第二種は取らない。特殊車両や牽引車両以外すべてが運転できる大型第二種を取る」と決めました。
でも、大型第二種運転免許の試験はバスで行われます。
「バスなんて運転したことないし、どうしよう。でも、決めたからには絶対に取る」と、いい性格(?)がでてチャレンジすることに。
「たぶん1、2回では受からないだろう。だから1、2回は練習のつもりで、バスの運転にまず慣れる」と計画をたて、案の定3回失敗して4回目に合格。
別に大型第二種運転免許を取ったからと言って、その資格を使って何かをするわけではなく、一見無駄のように思えますが、「決めたことは貫徹する」という習慣がこのとき(大学時代)以降身に付いたかなと思っています。

2010年03月01日

ウィル(ゴールデン・レトリーバー、9歳、牡)が亡くなって、四か月になります。
時間がたてば悲しみも薄れると人は言いますが、いまのところその逆で、ますます寂しさが深まっています。
毎日、30分の散歩を朝夕2回、雨が降ろうが、雪が降ろうが欠かせませんでした。
みなさんに、「お散歩大変ですね」とよく声を掛けていただきましたが、実はその逆で「ウィル、きょう〇〇〇があったんだよ」「来週、修善寺に行くけどウィルも一緒だからね」と会話するのが、なによりも心和むひととき。
犬はしゃべれないけど、人の言うことはわかるそうなので会話は成り立っていたと思います。
でもいまは、朝起きて写真にお線香をあげながら、「ウィル、おはよう。きょうは寒いね」、事務所から出かけるときは、「ウィル、行ってくるね」、帰ってくれば「ウィル、ただいま」とただ話しかけるだけ。
夜、星空を見上げて、「どの星がウィルなの、たくさんでわからないよ」「ひとりで寂しくないかい」
結局、一番輝いているのが、ウィルになるのはいつも同じ。
でも、次の日きのうの星が同じところにないんです。
「どこへ散歩に行っているの、迷子にならないようにね」 まだまだこんな気持ちが続きそうです。

2010年02月01日

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