セ・リーグが開幕をパ・リーグと同じ4月12日にすることを3月26日のオーナー会議で決めました。
「選手会」「文部科学省」「蓮舫・節電啓発担当相」そして「世論の声」に負けたというところでしょうか。
Jリーグは当初から4月の東北、東京の両電力管内でナイターは見送り、さらに5月についても自粛することを発表しました。
それに対しプロ野球(セ・リーグ)は3月25日の開幕にこだわり、それが叶わぬとみると29日に延期。
「たった4日延期してなにが変わるのか」誰も考えなかったのでしょうか。
「野球をして被災地を勇気づけ、力を与えよう」このように考えていること自体「思い上がり」もはなはだしい。
被災地の人々がいま「野球を観る、観れる、観たい」状況にいるのか。考えるまでもないのに。
そして、やっと4月12日まで延期。
私としてはそれでも早すぎると思っています。
いまなお多くの方々が避難所でライフラインの復旧もままならぬなか、物資的にも不便な生活を強いられ、首都圏では皆が計画停電に協力している。
被災者のことを考えたら少しぐらいの不便はなんでもないはずです。
その一方で、ナイターではなくデイゲームにしても野球をやっている場合ですか。
「野球選手は野球をすることが仕事」と言う人もいます。
でもその仕事いますぐしなければならないものですか。
すべて自粛すればいいとは思ってはいませんが、もう少し、せめて皆が明日のことを考える気持ちを持つことができるまで待てませんか。
数万人の人が野球場に足を運び、贔屓のチームをビール片手に応援しているのを被災者がテレビで観たら、私だったら腹立たしく思います。
今回のセ・リーグの対応に多少なりとも疑問を感じている方、私と同じく怒りをおぼえている方、野球場には行かないという形で抗議もできます。
開幕してもガラガラだったら各球団のオーナー、加藤コミッショナーも反省をするのでは。
ひとりでは何もできなくても皆が声を大にすれば「開幕はお上が決めることじゃない」と言ってた人を動かすこともできるのだから。

2011年04月01日

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