紛争解決手続代理業務試験に合格しました。

平成23年11月26日に実施された紛争解決手続代理業務試験の合格発表が3月21日にあり、合格いたしました。
試験を受け終わった時点で「受かったな」という感触はありましたが結果が発表されるまでは多少の不安はあり、いまは「ホット」しています。
過去に社会保険労務士試験に合格したとき「もう国家試験を受けることはないだろう」と思っていたのですが「紛争解決手続代理業務試験」がまだ残っていました。
ただ特定社会保険労務士の業務を行わないのなら受験をしなくてもまったく構わず、社会保険労務士の業務はふつうに行うことができます。
「特定社会保険労務士」とは事業主と労働者の間で争いが起きたとき、ADR(裁判外紛争解決手続)において個別労働関係紛争解決の代理人として裁判によらない円満解決を実現することができる社会保険労務士をいいます。
おそらく資格を取得しても特定社会保険労務士の業務を行うことはほとんどないでしょう。でも事業主、労働者から紛争に関しての相談を受けたとき、その相談にのってやれないのは社会保険労務士として悔しい思いをするのではないか。
そういう思いから受験を決めたわけですが、試験はかなり厳しく、解答は記述式で黒インクの万年筆または黒のボールペンで書かなければいけません。
しかも2時間で2問に対し解答を求められ、下書きなどをする時間は当然なく、頭の中で文章を練る時間さえ惜しくて、頭に浮かんだ文章を直接解答用紙に落とし込んでゆくそんな感じで書いていきました。
ボールペンで書くため書き損じると訂正が大変で、二重線で消して書き直すわけですが、見た目も汚くなり、かなり神経を使います。
でもこの試験、受験のための勉強は全然苦ではなく、むしろやっていて楽しいとさえ感じました。
それというのも現実に起きうることを想定して問題が出題され、例えば解雇、雇い止め、残業代や退職手当の不払いといったことが起きたとき、事業主あるいは労働者からの依頼にどう社会保険労務士として対応するかが求められます。
当然受験勉強はあらゆるケースを想定して、自分だったらどう対応するかを考えていくつか解答を用意しておきます。
実際に自分がその紛争に直面したらどうすればいいのか、法的な根拠や判例に基づいて判断をする必要があり、勉強をしているという感じはありませんでした。
しかし試験前の半月間は仕事は二の次で、ほとんど図書館に籠っていました。
今後この資格を活かすことが起こるかはまったくわかりませんが、せっかく取った資格ですので、いつでも使えるように自己研鑚だけは怠らないようしていくつもりでいます。
これが最後の国家試験かと思ってはいますが、本当はまだチャレンジしたい資格がいくつかあります。
気力と体力とに相談することにします。

2012年04月01日